スペース寿司

とあるオタクの生活記録

退職

今月末で退職することになった。


転職である。非正規だけど。来月から新しい職場になる。
大殺界であるという自覚が生まれて以降、
「大きな変化は厳禁…転職などもってのほか…」
などとブツクサ言っていたものの、そんなこと心底どうでもよくなるくらいの限界が来た。
毎日しんどいし辛いし、自分でもげんなりするほどピリピリと怒りっぽくなったりしてて自己嫌悪すごいし、環境についてどんなに訴えても改善されないし、そんな状態でこれから先何年も結局同じことを続けていくなんて微塵も想像できないし、マジで願い下げである。

年内には辞めたいです、と生ぬるいことを職場には伝えていたが、仕事はずっと探していたし、応募も出していた。
応募ボタンを押した3分後に「厳正なる審査の結果ご希望には添いかねることになりました」という返信が来て面接にすらたどり着けない企業もあったが、まあどうにか雇ってくれるところを見つけた。
ありがたい話である。

内定翌日に、職場には「次が決まった」と伝えた。
2週間前ルールで滑り込みである。
今月末で契約終わるしね。更新される前に逃げようね。


上司、驚いていた。驚いていたっていうか、あれは困ってたんじゃないかなと思う。
まさに「突然言われても…」みたいなやつである。
そりゃそうかもしれない。
人がもともと足りてないのに、週5+残業こみで実務にべったりだった唯一の人間が消えるわけである。どうなるかくらい私でもちょっとわかる。

その場で30分ほど緊急面談をした。
話の中で
「今の業務の中で『この要素さえ改善したり排除すればまだこの仕事を続けられる』っていうものはある?」
とか聞かれたりしたけど
「根本的な解決は無理だと思います…」
しか言えなかった。

 

そこから数日後、月末退職が正式に決まった。
これで私をストレスのるつぼに叩き落とし、わずか一年と少しで体重を10キロ増量させ腰椎椎間板症を発症させたクソ職場ともお別れである。

 

新しい職場、非正規ではあるし時給は落ちるけどなんとフルリモートなのである。
憧れの!!在宅勤務!!!
通勤時間がないのはマジで快適だとリモートワークの友人が言っていたが、ぜひともその快適さを私も味わいたいものである。
しかも勤務時間は午後から夜間。条件面はほぼ文句はない。
ただやっぱり給料は下がるから自炊をがんばろうと思った。
あとは馴染めるか馴染めないかだが、これは運なので仕方ない。
念のため保険を賭けて、派遣に登録予定である。

 

退職して、来月になったら、新しい職場に移る前までに1週間ほどニートをすることにした。
好きなことしようと思う。
ディズニーランドにでも行こうと思っている。ひとりで。
おひとりディズニーの本なんかを買ってみたりもした。
とんだうかれポンチある。


残り一週間。現職へのモチベを失わないために、ずっと心の中でディズニーランドのことを考えている。
がんばるぞ。ディズニーランドのために。