スペース寿司

とあるオタクの生活記録

腰椎椎間板症

ド派手な腰痛を患った。

 

一週間ほど前から腰がなんとなく痛くなった。
なんとなく痛いことは過去しょっちゅうあったので、どうせしばらく放置すれば治るだろうとタカをくくってほったらかしにしていた。

「腰が痛いんですよね~」とぼやきながら仕事も普通にしていたのであるが、三日前あたりに突如悪化。
電車の振動で腰痛が増し、脂汗をかきながら出勤するという事態となり、上司A(優しいほう)の気遣いで早退。
その日の夜は寝返りすら打てず、身じろぎのたびに痛みで覚醒するせいでまともに眠ることすらできなかった、

そしておとといの朝。
目が覚めてから、起き上がるのに15分以上の時間を要した。
普通に体を起こすのは腰の痛みが許さず、一回左に転がってから(右は痛すぎて無理)四つん這いとなり、そこから立とうとして15分くらいかかるという異常事態に陥った。

ようやく立ち上がっても腰がひたすら痛い。
腰の内側の真ん中あたりの筋肉という筋肉がありえないほど張る感じの激痛。
洗面台に立つ頃には痛みで貧血を起こした。

職場には休むと連絡を入れた。
上司B(クソなほう)の「はぁ?腰程度で?そうかいそうかい」みたいな空気がひしひしと伝わってきた。
こっちは生死がかかるレベルで痛いというのに、無理解とは酷なものである。


どうにか歩いていける距離の整形外科へ行った。
歩いている間も激痛。
順番待ちの間、立っていても座っていても地獄というあっぱれなほどの生き地獄っぷりであった。
そして診断結果がタイトル名である。

椎間板間のクッションがすり減っている。とのことであった。

・加齢
・上半身の重みが増した
・腰の筋肉が衰えてそれを支えきれなくなった
・姿勢

などの原因があるらしい。

ある。心当たりありまくる。

 

去年から今年あたまにかけての激太り。
ほとんど席を立たない状態で延々続く仕事。
どう考えても自分の生活環境が招いている。

話を聞かされるたびにどんどん塩をぶっかけられたナメクジのような心境になった。
無性に恥ずかしくもあった。


リハビリと称して電流を腰に流され、ロキソニンテープとロキソニンを処方、さらに人生初のコルセットを渡され終了。
ちなみに今後上記リハビリは「痛みがおさまるまでは受けてほしい」と言われ、病院通いが確定した。

 

そんな感じで今に至る。
今朝は少し痛みはあるものの、起き上がりはいつも通りできた。
仕事は欠勤+公休を使って三連休中である。
休んでいる間に課長含む上司二名から電話がきた。なんか心配されているらしい。
見てるか上司B(クソなほう)。

課長からは「ごめんね、気づいてあげられなくて…」と言われたが、「私自身も気づいてなかったので大丈夫です」というわけの分からない返答をしてしまった。

明日から復帰する。
病院行って、出勤予定であるが、戻りたくない。
一週間くらいどばっと休みたい。お金ないから無理だけど。
お金ないのに、今後の対策で円クッションを買った。あと自宅用の座椅子も近々届く。

 

まさか自分が腰痛を患うとは思っていなかった…というショックはぶっちゃけある。無縁だと思ってた。
ヘルニアの人を、「大変やねえ…」と思いつつもどこか他人事の目で見てたし。
無縁なんて言葉は無いんだよなー。どんなことにもぶち当たる可能性というのはあるんだろう。
なんて過酷なんだ人生。

でも、リングフィットをやっていてよかった。
サボりがちだったけどそれでもよかった。
これで多少腹回りを回復していなかったら、今ごろもっとひどい腰痛になっていたに違いない。
いまも無理ない範囲でレッグレイズあたりをちょろっとやっている。付け焼刃。
元気になったらまずリングフィットをやろうと固く決意をしている。