頭痛外来に行った。
言われて気づいたが久々の受診だったらしい。
ここ数ヶ月休みの日に自発的に家を出ようなんて発想がなかったのでそんなもんだろうと思う。
最近の頭痛などについて問診票を新たに記入することになった。
冷静に一ヶ月の頭痛発生と鎮痛剤使用率がエグい。
飲んでも効かないしすぐ吐くからである。
そして仮に一回薬で散らしても二日間くらいは平気で継続するし、とりあえず嘔吐がつきまとう。
なんで嘔吐すると楽になるかってーと脳圧が下がるかららしいんだけど脳圧ってなんで上がるんでしょうか?人体は奇々怪々。
さすがに薬くださいだけではいけないと思い、自分なりに考えて担当医に意見を伝えた。「正直嘔吐どうにかしたい」くらいですけど。
結果、予防薬が充実した。
漢方と抗てんかん薬が処方され、とにかく毎日飲めということになった。
これから毎日である。毎日。
一か月分の漢方の詰まった袋のサイズ感。
そして片頭痛の処方薬としては、
・錠剤は吐いてしまう
・点鼻タイプは効果がすぐ切れる
という申し出を踏まえ
新たに皮下注射キットが追加された。
経口で吐くなら鼻から入れろ(点鼻薬)、鼻からだと抜けが早いならぶっ刺せと。
はーんそういうことね。
片頭痛でセルフ注射をする世界。どんな世界線。
提案されたときマスオさんみたいな声が出た。
不器用だし注射なんてうまくいくんかね…それにお高そう…という気持ちもありかなり渋ったが結局2回分だけ導入することにした。
皮下注射キットは、カートリッジ式の薬剤とノック式のペンのような注射器がひとつのケースに入っているような仕様だった。
「イミグラン 皮下注射」とかで画像がいっぱい出てくるので参考にしてほしい。
やばくなったらこれを打てということであるが、服用(?)の手順について説明を受けたところ、打つ位置は上腕部、または太ももの外側らしい。
太ももに打ち込む注射とか、ブルースウィリスとかジェイソンステイサムあたりがやってるのしか見たことない。
あれフィクションじゃないんだね。知らなかった。
あんなとこ打って何が効くねんとか思ってた私の世界はとても狭かった。
とはいえセルフ注射とかめちゃくちゃ怖いので最後の手段にしておこうと思う。
注射キットもその他薬価もえらいことになっている。
正直これで手一杯だなと思った。
片頭痛の治療のために働く、というわけのわからない目標まで生まれそうだ。
なんでも最近は片頭痛の予防接種もあるらしい。
だけど初回が3万したり、1本1万、一か月に一度必ず打たなきゃいけなかったりと、与えられる条件がハードモードすぎる。
てか美容整形の注射ばりのお値段設定じゃないか。プラセンタみたいなやつ。
つまり片頭痛対策は美容整形。
貧乏人、ロクでもない持病を持ってしまった感ある。
片頭痛さえなけりゃもう少し人生気楽なんだけどよ。
とりあえず現在の環境で様子みていきます。
飽きたのでここで終わり。