スペース寿司

とあるオタクの生活記録

もう書かなくていいんだよ

髪の毛を染めた。
来週友人と会う約束をしているのに白髪がえらいことになっていたのと、美容院の予約が友人との約束の日までに取れなかったからである。
病んでからというもの白髪がまた増えた。ちょっと髪の毛かきあげるとエライコッチャである。


薬剤はもう買ってたんだけどずっと放置していた。
帰宅してからの「こんなことしてる場合ではない」の意識が邪魔をしていまいち染めるという行為に踏み切れなかった。
塗りに10~15分、放置10分、シャンプーして乾かしてる時間に二次創作できるんじゃないの?

みたいな呪いみたいな強迫的なアレがまだどこかにあって、見るとソワソワしてしまっていたのである。

やっばーい。

 

さっき仕事終わって帰ってきたのでシャワーあびるついでに染めてきた。
めちゃくちゃ何回も
「もう別に書かなくていいんだよ」と自分に言い聞かせていた。
なんそれ。と思うかもしれないがマジである。
書かなくていいんだから帰ってから30分以上かけてゆっくり髪の毛染めてもいいし、switchやってもいいんだよ。もうこの時間は私は自由なんだよ。
みたいなことをぶつぶつ言いながら薬剤塗りたくっていた。
なんの儀式であろうか。
そして風呂場に流れる茶色のお湯。

 

もしかしてもしかしなくても、

書かなくてはいけない。(書かないと自分の価値が下がる)
という刷り込みを無意識にずっと自分に課していたのかもしれない。
もう楽になろう。
二次創作の楽しいお話と成功談が溢れる今、こういうこともあるわけである。
というかまあ、ネガティブなことっていのは往々にしてなかなか表立たない(表立たせようとしない)もので、ポジティブなものは気軽に持ち上げられるから目に入りやすいだけなのかな。

自カプと推しを嫌いになったり原作を見るたびに苦い思い出がよみがえるようになるとか、そういうことになってしまうまでに、自カプからは離れるべきなのだ。
今なら間に合うのだ。

さらば自カプ。
公式だけあればそれでいいんです。
書き手のヒエラルキーなんて知るか。
神解釈だとか理想の関係性とか知ったことではない。

一番えらいのも絶対なのもオリジナルだけだっつーの。
推しかわいいよ推し。元気でいてくれ、ずっと。