スペース寿司

とあるオタクの生活記録

風になってくれ

全編交換日記。
薄い本を中古で手に入れる問題。


一時代築いた流行りのジャンルに何年も遅れてからハマったりするので、中古屋で買うのなんかザラにある。
現行ROMしてるカプなんかも、もう正直中古頼みです。正式(?)な通販とかどこも在庫ゼロだし。

嫌がってる方には悪いがそうやって何年か越しで推しの本を手に入れたりしてるわけである。
いちいちそれを吹聴しなければ、暗黙の了解で成り立つ世界だと思ってた。法律的なとこはしらん。オクは論外ですが。

売られて喜ぶ人も嫌がる人もどっちも見てきてるので、どちらが主流なのかは考えたことなかったです。

でも、売られててなおかつ本来よりも高い値段がつけられてて、しかも買われてたならそれはそれで指針だなーと思うし、普通にすごいことだと思う。
自カプに必要とされててうらやましいです。
取り繕ってもしょーがないんで素直に書いとこう。自分もそんな書き手になりたかった。

かく言う中古屋ライトユーザーの私は自カプ本には「いらなくなったら捨てて下さい」と明記している。矛盾ですか?いいやあるよ論拠。
中古屋に行っても出会いたくない。
己の無力さを思い知るのが見えているからである。
自己嫌悪と反省と辛い思い出が詰まってる本が二束三文で売り飛ばされて二束三文で売られてるの見たら…と考えたら…ねえ…
もしかすると無名過ぎてお値段つけられませんの枠かもしれないなーとは思ってる。
自分の出たえろげがワゴンたたき売りされてたときは爆笑したけど、本は笑えないだろうな。無力の証なので。

幸いまだ自作と出会ってない。
ありがとう、捨ててくれて。
売ろうとして値段がつかなかった人、ごめんね。
ビリビリに破いて捨ててくれ。

でも捨てるのもなんかなー。
紙だしなー。資源的にごめんなさいとか思うよなー。
しかし捨ててください。
こればかりは本気。