スペース寿司

とあるオタクの生活記録

不適合つれづれ

人との会話を諦めがち。
Twitterでの交流以前にそういう奴だった。
ブログで誰かが交換日記をしてて話題が盛り上がっても眺めて「そっかー」で終わらせようとする。
盛り上がってれば盛り上がってるほど自分から蚊帳の外に行きがち。


小学校の頃はめちゃくちゃ社交的だった。クラスの輪の中にいる、よくあるうるさくてうざい女子だったと思う。
受験で入った中学で、そのテンションが一切通用しない世界に入ってしまい、浮いたせいでいじめに発展し、私のコミュニケーション能力は死んだ。
それを10年以上かけて再構築してるのである。まだしてると思う。

会話する心が死んでいる私は中学時代はずっと隅っこの席でラノベ読みながら、周囲の仲良したちの会話を聞いては「そっかー」で終わらせてたので、それを引きずってるんだと思う。そのくせ自分の心は語りたがっていたから日記を書いたりひとりごとをずっとメモしたりしていた。今に通ずるものがある。
会話に混ざりたいなという悲しい欲求ももちろん拗らせてきているので、Twitterが寂しい場所に感じるのかもしれない。
とか言ってるけど、リプライのセンスもない。
適当に言ったことにリプつくととてつもなく緊張する。気軽に返せない。

会話ができない理由のもうひとつに、価値観の相違がある。主に金銭感覚である。
私は大学を出て以降、そういう世界にいたので、常にお金がなかった。
たとえばぶたい的なものがあれば稽古期間はバイトをまとまって休んだりしなくてはいけないので「安定した収入」があるバイトにはなかなか就けないし、かといってシフトが比較的ゆるい飲食バイトが得意な体質ではなかったのでバイト探しは困難を極めた。
シフトが不安定すぎて実質クビを言い渡された回数も少なくはない。
どこぞに籍を置いている間も、そこはものすごい頻度でレッスンの日程を変更してくるところだったので(プロの世界は予定変更があるのだからレッスン時から順応できないほうが悪い、という理論)、だから夜の街に勤務した流れもある。
あと、そもそもそういうレッスンは金がかかった。
自社のもの以外に自分でチャンスをひろげるために他のいろんな勉強の場に顔を出し、飲み会にいやいや参加したりする。そういうので毎月5万以上支出してた時期もあった。なんの仕事にもつながらなかったけど。

とにかくお金がない。同年代は正社員となりボーナスを入手したりする。
そうでなくても、実家が太い家なんかは余裕があったりする。
私はそのどちらもないので、地獄。そのくせ物欲食欲はあるのでよくない(ここが一番よくない)。

金銭感覚の違いは生活のセンスに出てくる。
外資系に勤める同年代の子に
「〇〇のサンドイッチおいしい」
と言ったとき
「わかるー!私も体に入れるものはいいものじゃないと嫌だからさー!コンビニのサンドイッチとか食べられなくて、〇〇のサンドイッチばっかり食べてる」
と返されてそれ以上何も言えなくなった。

〇〇のサンドイッチは、私は軽食扱いにするには贅沢な金額のものであるし、体に入れるという日常的な感覚で食するものではなかったからである。

こういうひずみはたくさんある。
服、化粧品、衣料品、家具、家賃、車、結婚妊娠子供家庭。世の人が当たり前にある感覚を私は持っていない。
だから迂闊に会話ができないのである。

あ、この人生活レベルが違う。
そう思っただけで、自分がすごく恥ずかしくなって黙りこくってしまう。
自分が語れることってなんだろうなって思うけど、せいぜい怪しい学校を見抜くくらいの嗅覚くらいしかないし、この話は業界コンプラになりそうなので黙っておく。

色んなことを諦めたいま、それを埋めるために働いている。
預金は相変わらず「残高」レベルなのでそれを貯めてから考えたい。
二次創作はもしかすると、そういう期間の逃避であるかもしれない。

ものを知らなすぎるのでこっそり人の化粧品の紹介を結構見てる。買える範囲で買ってる。
これは私信ですが、ドクターハウシュカのデイクリーム愛用してます。

二次創作しなきゃ。
今日、モデムの交換に業者がくるので、さっさと終わらせて集中したい。