スペース寿司

とあるオタクの生活記録

書き捨て

ABの話を書いている。
ABは平たく言うなら人外と能力持ちの人間のカプである。

 

■公式反映の設定:
ABは協力関係にある間柄であった。共に生活し、未知なる敵と戦っていた。
BはAのことを信頼していたが、実はAは裏切り者であり、しかもヒトではなかった。Aは、作中において第三の勢力(敵)となる種族の息子で、自身の種族こそが地球を統べるものにふさわしいとずっと考えていた。Bは人間としては稀有な能力者ゆえにAの種族からマークされており、さらに余計な敵との衝突を回避するために駒として扱われているだけだったのだ。
しかし戦いの果てAはBに知らず知らずのうちに心惹かれていたことを自覚。
再びBの仲間として戦線に復帰。己の種族と袂を分ち、Bと共に人間の世界で生きていく決意をする。

■書きたいこと:
Aは人間や人間が生み出したもの全部を十把一絡げに見下していたけど、Bのおかげで見直した部分がとても多い。なんにせよBのことをとても好いているので、大好きなBのいる今の地球での生活がいちばん楽しいと思っているし、今なら「こっちのほうが性に合ってる」とすら思っている。互いがいるからこの世界が最高みたいな話。

■書いてるもの:
Aが地球のBの家で暮らすようになったある日のこと、ABは部屋の押し入れ(または物置)の整理を行うことになった。そこであれやこれやと会話をしているうちにうっかりBはAの過去について踏み込む質問をする。

AはBと出会うまで人間に関心がなかった。弱いものに関心などなかったからだ。
そういった過去の価値観について今一度自分の言葉で語ることになるA。
しかし今のBとの生活が楽しいと明言するA。
BはAが以前まで抱いていた自分たちへの悪意を素直に告白してくれたことに感謝する。
そのうえで、今、仲間となってくれたことをまた嬉しいと思う。
「これからもよろしくな、A」
「当たり前だ」
みたいなやりとりをさわやかに行う。

以上の話を書いている。厳密に言うと一回書いたが無理があると思って書き直し中の話である。もちろんフェイク込みなのですべてが本当とは限らない。

なにが浮かばないか。
ここの太字の部分が最も浮かばない。

 Aが地球のBの家で暮らすようになったある日のこと、ABは部屋の押し入れ(または物置)の整理を行うことになった。そこであれやこれやと会話をしているうちにうっかりBはAの過去について踏み込む質問をする。

 後半もじゃあ書けてるのかというとウソになるがここよりはマシ。

あれやこれやって何だ。
最初に書いたものは会話の流れが突拍子すぎた。
もう少し掘り下げがいる。
たぶん冒頭の持っていき方もそれに伴い変わる。

そこまでは分かっている。あとは書き方。こういうときのスキルがほしい。頭をやわらかくしたい。話が上手な人ってとにかくいろんな話題や情報や知識をネタや話のターニングポイントに使うよね。
ああいう人に憧れる。
私はオタクだけど知識のないオタクだ。
私のかろうじて持っている知識はなんの役にも立たない。
料理もできない、おしゃれな遊びも知らない、化粧も下手、有名な本を読んだこともない。
なんにも知らないんだなと嫌になる。