スペース寿司

とあるオタクの生活記録

以下は個人的

奇しくも昨日ぼそぼそと書いた話題がTwitter上で盛り上がっていた。

少女漫画を普段読んでいるほうが商業のBLに対し適正が高い、という意見を読んですべてが腑に落ちた。
私には適正が無い。

spacesushi.hatenablog.com

↑上記ブログを要約すると

・ホモ書いてるのに恋愛ものにそもそも興味がない
・BLにおけるジェンダー理論がうざくてしょうがないけど振り回されてしまう
という内容になります。

で。

 

このアンケートだと実は回答できる項目が無い。
近いのは「3」なのかもしれない。

これに対し「知らない人同士の恋愛を見てもどうしようもない」という意見で随分と燃え上がったらしいが、二次創作BLへの入り口が「そのキャラたちのそれまでのストーリー・言動などの蓄積により、萌えが一定のラインを突破した瞬間」である私も、それは「まあ分かる」という気分である。
その本で初めて生きざまを見せられる二人に対して、連載(または放送)十数回。数か月(下手したら1年)かけて覚醒させられたキャラへの思いと同様のものを最初っから抱けるかというと、自信ないなあというのが本音だ。
これからどう受け取るかもわからないものに簡単に手を出せるかな…って考えてしまう。(だから上記ツイートは「3」かな?となる)
しかも私は見た目や属性で攻め受けが決まる人間でもないので、余計にだ。

そもそも恋愛ものを除外しがちな人間なので、各所のエンジンがかかるのが遅すぎる。
そういう腐女子がいるっていうだけの話であり、どっちかっていうと好き嫌いとかの話をしており、否定ではない。優劣も決めていない。そもそもそんな主語のでかい話はしてない。

だから作家活動をされている方、商業を愛する方は怒ったり傷ついたり「だから二次創作しか読まないやつは」とか憎しみを抱かないでほしい。
商業は商業で、しっかりキャラクターへの理解や感情を深めるための描写があるわけだし、それがぴったりハマればきっと楽しめるのだと思うし、実際読んで楽しかったな~っていう本もある。ドラマとエネルギーが詰まった一冊を生み出す力ってすごいと思う。
余談だけど二次創作ではガチガチの左右固定の私も、商業を見ている時は「へ~~この話そっちなんだ~!そういう感じなんだ~~(攻め受け組み合わせが)」みたいな柔軟な姿勢になれるので楽、というメリットがある。作者のストーリーに沿うだけなので、そこに強烈なこだわりが生まれない。と思う。

二次創作なんて本当は恋愛じゃないキャラをゲイにしてるんだから最低、みたいなどこへ枝分かれさせたい意見はめんどくさいからいらない。仲間とZOOMで悪口でも言いあってて。

 
すべて個人的にはの話。