スペース寿司

とあるオタクの生活記録

私ごとき

書いてきた話を本っぽくWordに流し込んでみている。
私は行頭字下げなどの小説の所作にも明るくなくてSNSにアップするときは適当なので、それを一個一個直しながら小説本っぽく仕立ててみている。

なお字下げは今までWordの一字下げでちまちまやっていたが、最近こちらと出会った。

字下げ自動化ツール #字下げくん を作りました|桃之字(制作本舗ていたらく)|note

字数カウント機能までついていて超便利です。

そんな感じでWordに今まで書いた話をいくつか詰め込んでいる。
あー、なんとなく本っぽい。フォントをこぶり明朝とかにするとますます同人誌に手慣れた人っぽい感じになってくる。
ここで決して現実を見てはいけない。自分の稚拙な文章に気づいてはいけない。なんとなく雰囲気だけを楽しめ。わー、自分の本だーって気持ちになりたい。

今の推しカプで書いたものの字数をざっくり計算してみた。
本にしたものを含めると、13万字くらいになった。
書けないと嘆きながら、下手くそだと己を呪いながら、誰にも感想をもらえない、誰の心にも刺さらないのではと不安におびえながら、ジャンルのきらびやかな交流を指を銜えて眺めながら、それでも推しへの執念のような情念をぶつけて13万字。
こんな言い方だとなんだか辛いのでいいことも書いておこう。
リアクションや感想をもらったときの喜びや、感想を送った方に「あなたの書いた話読んでます」と言われたときの驚き、本を買ってくれた別ジャンルの方が原典を履修してくださったと知った時のウオオオ!?っていう気分も、この13万字には含まれている。

13万字なんて1作で書いてしまう人もいるだろう。そんなものだけど、それでも私はこつこつ書いてた。それだけは事実だ。
まだきっともう少し書く。

本つくろうかな。自分が気に入ってる話だけ集めてさー。
1冊だけ自分のためにとかさー。