スペース寿司

とあるオタクの生活記録

途中で飽きた備忘録

100日更新してからあっと言う間に三日坊主化している当ブログ。
しかしながらこの2か月必死こいて働き、体調不良に倒れ、また働きながらたかが2万字を書き続けた日々を振り返ると、

「ブログで気持ちを吐露してる暇があるならキャラの心情を考えろ、展開を捻りだせ」
という状況だったので概ね正解だったと思っている。

2か月七転八倒してようやく2万字である。およそ一日333字書いたという計算。
思い出が補正されないうちにこの泥水以下の記録をしておきたい。

経緯

~6月:下書き用のメモを作成。書きたいところと思いついたところだけを書く。
ノートにざっくりしたプロットを書きだす。
そこから気が向いたらメモを補完していたが、とある記念日に併せて公開できたらいいなと考えはじめる。
※ここで実質的な〆切が発動する。

仕事をしながらぐうたら書く。
ぐうたら書いていたら
「こんな私でも一冊の本を書けました☆書くのって……たのしー!自作萌える!私…天才すぎ!?」
みたいなブログを見かけてしまいメンタルが地の底まで落ちた。落ちたから記事引用はしない。

7/10

この段階で下書きを膨らませて起承転結における起・承あたりまでを書けていた。

 

7月中旬コロナワクチン副反応ガチャSR獲得により発熱で出勤停止というイベントが起こる。3日間ほど連休が発生する。
ここで「起・承」がより膨らみ文字数が増える。
「これは……文字数最高記録更新の予感……」とテンションが少し上がる。

モテない人間が優しくされると舞い上がるように
文字数コンプレックスは自身の文字数を更新すると舞い上がる。

※なお、私は1日の休みをすべて書くことに充てたとしたら、大体18時間向き合うとして最後の3時間でようやく活発になるようなタイプであるとここで自覚を新たにした。

 

7/22:「17000字まで書けた」と記載されている。
この段階でまだ「転」を書きあぐねており、「結」は手つかずであった。

 本当の地獄はここからだった。

 

転」が浮かばなくなった。にっちもさっちもいかない。

ガチで「転」部分が1文字も進まない日が続く。
具体的にはキャラ同士の会話が進められなくなった。
推しが自分の気持ちを自覚させられるという、エモめであり本来であれば一番楽しめるはずの場所が鬼門となる皮肉。

病んだ。ドチャクソに病んだ。夢見もクソ悪かった。
夢の中でも文章書いてるとかざらにあった。
あんまりにも書けないから仕方なく先に結を書き始めるも、メモを基にして書くとどうにも浮ついて見えるのでそこも再考が必要となってしまった。
所謂「詰み」である。

仕事は毎日平均して忙しく、休憩時間はほぼ眠っていることが多くなる。
夜中に「もう無理だ…」とへこたれてそのままふて寝する回数も多くなる。
ほぼ1週間頭痛が続くなど体調面も降下した。

 

8月突入 ガチ虚無ターン

まだ同じところで苦しんでいる。すごく苦しんでいる。メンタルは底辺をさ迷い、ついに上司から心配される。

めちゃくちゃ諦めかけた。なんなら毎日もう諦めようとしていた。
やはり自分には物語をつくる才能なんか無いんだ…とは思いつつも
「お前の人生で何かをやり遂げたことが一体何回あったと言うんだ」
というごもっともな心の声に煽られ、うるせークソが!!!!!!!!!!!とどうにか奮起する。この繰り返し。
記念日に何も置けない自分か。何か書ききって置いた自分か。
どんな結果であれ後者を選びたい。
ていうかそろそろ自分で自分を褒めてあげられる機会がほしい。
このあたりで「とにかく1本書き終わりたい」が明確な目標になる。

その後ひたすら悩んだ結果突破口となったのはこちらです。
※参考記事

上記スレッドの中での「サタン」氏による

  • 展開はイベントで作られるわけではない

  • そのイベントの中で進展する話が重要

という書き込みを読む。

「推したちはここでどういう心情の変化を見せるか」だけを絞って考えた。
結果、「起・承」で文字数を膨らませていたエピソードをばっさり削って「転」を簡略化する戦法に出る。
余計なフラグ立てて余計な会話をさせようとするから本質的な会話に持ち込めないのだ。という気づき。
うまい人ならさらっと絡めていくんでしょうが。
へたくそが多くを望んじゃだめ。

そして文字数が減った。
しかしながら状況は整ったので、あとはとにかく思いつく限りそのキャラっぽい会話をさせて場を盛り上げることだけを考えはじめる。

8月某日(※〆切当日)
完成。
解放感と半ば逆ギレのような感情。

以上である。

何かをやりきったという達成感はあるが、それは作品の質となんら関係ない。
今回の話は
①展開が強引(エピソードの描写不足で唐突な印象を与える)
②一部モチーフなどがこじつけ
③フラグになりそうな会話を回収しきれていない
という反省点がある。

あとやっぱり〆切最終ラインギリギリに仕上げたという点で

④時間管理がクソ
という反省点も加えておきたい。

なんでこんなに書くのが遅いのか。
もとの話の構想はいつ頃からあったかは忘れたが、6月より前だったはずである。


働いてて業務が忙しいつったって週に2日休みがあるんだから条件は同じはずなのになぜ人と比べて自分はこんなにも劣っているのか。 
私の実力はイマココ。泣いても悔しがってもここ。

長文って取り繕える率が下がってくるから、どんどん粗が出るんだよね。隠せない。
だからアップするのすごく恥ずかしかった。
「なにこれ…」って思われるんじゃないかとマジで思った。
人生で一番無駄な二万字になるのかなと思った。

 
でも感想もらえたんだよ。泣いたよね。
案の定読んでくれた人は少なかったし、所謂ブクマランキング的なやつは相変わらず負け戦である。けど、その数少ない読んでくれた人が感想をくれた。
一個じゃなくて複数もらえた。
「この先が読みたい」と言ってくれた人までいた。
なので、私の理想はここで果たせた。これはこれで完結ってことにしたい。




なんかさ。
世間には上には上がいて、「すごい話」はどんどん上書きされていくんだろうね。

これは自分がROMのときの話だけども。
すごい話を書く人は必然的に神になっていくけど、じゃあ私もその人のこと神だと思うかっていうと、違うじゃん。(周囲が崇めてるから「神」なのかーとは思うけど)
すごいよなーとは思いつつも、神だからずっと本買おうと思うかっていうとそれは違うじゃん。

紙で読みたいから買うぞ!とおもったりする神は別にいるわけですよ。
あ~~いいな~~~これだ~~ってのを書いくれるマイ神が。
だからその人の本ばっかり大事に読んでる。
本になってなくてもずっとpixivで見てる。そして消されて打ちひしがれる。

そういうのあるじゃん。
このアニメ面白かった!この歌よかった!この映画よかった!(今)いちばん好き!
ってな感じで、いつでも「良かった」「好き」は更新されるけど、ふとした時に思い出す絶対的なやつってあるじゃん。

 

自分もだれかにとってのそういう話になるものを書いてみたいなと思うんですよね。

 

ここまでまとめましたがだんだん飽きてきたので〆ます。

あとの時間は推しについて考えてネタ探ししていきます。
また同じことしようとするなら同じだけの時間とメンタルを消費するってことだから、次は何から改善すればいいんでしょうか。
仕事を辞めればいいんでしょうか(極論)

推しの萌える話、書きたい。
あと買っておいた同人誌読みたい(ROMジャンル)。

 

最後に作業用で垂れ流した映画とアニメ一覧でお茶を濁します。

・ハイローシリーズ

・Vivy

・サニーボーイ

小林さんちのメイドラゴン

蟲師


以上です。