スペース寿司

とあるオタクの生活記録

一寸先は虚無

数少ない「書けた経験」を振り返ると、セリフなり文章なり出だしと見せ場が流れるように思い浮かべばなんとか書けるという例が多い。

今それが無い。
無は無。
まったく無。

何が面白いのかわからない上に見せ場につなぐこともできないようなシーンをなんとなく書いている。アハ体験っぽい感覚が全然ない。
空白も埋められない。書いてて眠くなる。これは駄目かもしれない。

浮かぶまで待つか。
浮かぶまでどうにか書くか。
別のものに意識を向けるか。

でもSNS用の更新ができるわけでもない。浮かばない。
周りの更新見て焦ってる。
自分が役立たずに思えてくる。

「原稿の合間に息抜きに書きました!」
って更新する人いるけど本当にすごいよね。尊敬する。
気分を変えるためにまた文章書いてるんだよ?化け物じゃん。
こっちは気分転換のための文章すら浮かばなくて苦しいのに。
イデアなりネタなりが浮かぶまでも尋常でなく長いんだよ。

なんで二次創作してんだろう。
いや半分くらい答え分かってる。萌え語りがしたいからなんだよな。
ROMでただ壁打ちしてるだけでは相手にしてもらったり、「わかる」って声かけてももらえない立場ですごく寂しかったから、どうにか文字に起こして「小説」とか称してSNSにあげてるの。見てる側から見てもらう側になると「わかる」って言ってもらいやすくなるの。
私の二次創作ってそれなわけよ。
文字が好きとか小説を書くのが死ぬほど好きみたいな理由はそこには無いわけ。

だから「わかる」って言ってもらうために文字に起こす能力が極めて低いの。
これが差だよな。
きつい。