スペース寿司

とあるオタクの生活記録

ヒントは日常にあるとかほんとかよ

海に行ってきた。リアルで。

友人と遊ぶ約束をしていた。
前日、いつも通り池袋か秋葉原かななどと思いながら予定の最終確認をしたところ
「仕事マジしんどいので小旅行して海が見たい」(要約)
という言葉と共に、いくつか海の見える地名の候補が出され、かと言って小旅行などとなかなか縁のない私はどの地名も初めて見る文字だったためどこがいいかなど皆目見当がつかず、「君の行きたいところへ行こう」などと半ばブン投げつつバタバタと行先を決めた。

そして行ってきた。
電車でおよそ90分。観光地のメインストリームからは若干はずれた感のある、ローカル観光地のような土地である。

夏。晴天。まばゆい日差し。そして広い海。
そんな同人誌だったら最高のシチュエーションの中、岩場に腰かけ、打ち寄せる波を眺めながらお互いのジャンルやら推しと推しカプの話をするという、爽やかなのかいいのか悪いのか微妙な状況ではあったが、海自体は絶景だった。
2時間程度の移動でこんな景色も見られるのかと、新たな発見でもあった。
それから、推しカプには海はあんまり似合わないなという結論も出た。
刺身おいしかったです。

友人が多いわけではないが遊ぶことはたびたびある。ありがたい話である。
ただ、友人と会うことでまる一日の時間とエネルギーを全て使い切るため、そういう日はほぼ何もできなくなる。
普段も仕事から帰ってきたら抜け殻のようにぼーっとしてしまう燃費の悪い人間なので、正直、「書くために使える休日」がつぶれることに少し焦りや罪悪感などがあるのも事実である。
だけど遊んでくれる友人がいるのは本当にありがたいし、会えばめちゃくちゃ楽しく過ごせる。だからなおさら困る。

「書けなくなったら創作から離れてみよう」とは様々な場所で見かけるアドバイスだ。
でも私は十分離れてきたと思う。
不可抗力で時間が取れない期間も含め、もう二か月くらいは離れた。「今は仕方ない」と割り切って過ごしてきた。
その結果、今は書きたい気持ちだけ残って、書くための具体的な何かはどうしても蘇ってこない。どうしたものか。

日常の刺激から急に創作意欲やアイディアが湧くともいうが、なかなかそういうこともない。
ただ楽しいなーとか、ごはんおいしいなーとか、解散後の眠いなー、みたいな気持ちだけを毎回抱えるのみで、その先に行けない。

同人書きの人は一体どのようにバランスを取っているのかといつも疑問だ。
書くためのスケジュール組んで、適度に断っているのかな。
私はそういうことができない人間だし、行き当たりばったりでやってばかりだ。
それもよくないことなんだろうか。

なんだかまた卑屈になりそうなので考えるのをやめようと思う。
というか眠い。マジで眠い。今日は本当に楽しかったけど、疲れた。
それから、二か月くらい更新できてない、とぼやいたら、「そんなもん書けるときに書きゃいいんだよ」とあきれたように言われたことはとても印象に残った。
あと「愚痴ばっかだな!」とも言われた。それな。


二次創作はまた明日以降がんばる。
あーほんと推しカプ書きたいなあ。