スペース寿司

とあるオタクの生活記録

承認欲求に振り回されるのは暇だから

都内在住なのでコロナ関係で外出は自粛している。

もともとインドアなので苦にはならないし、こういう時こそ
「絶好の原稿&創作チャンス☆ がんばるぞー!」
などと前向きなれればいいのだが脳内が書きたい書けないの堂々巡りで結局あまり清々しくない。
あと最近とにかく集中力が落ちているので、何かをしてもすぐに気が散っている。

何もできないままプロットについてググったり投稿型SNSを覗いている。
覗いたところで人の作品を読むわけでもなく、話が浮かぶわけでもなく、別に自分の作品への反応が増えるわけでもなく感想を貰えるわけでもないので非常に不毛な時間である。
ただただ一人で悶々とするばかりだ。


こういう時、誰かに励まして欲しいと思ってしまう。
褒められたりおだてられたりしたらモチベも上がるし、ちょっとは何かいいアイデアが浮かぶのではという幻想に憑りつかれて、「何か(なるべく手順が少なく)反応を貰えるようなことをしなきゃ」という気持ちになってくる。
もちろん現実はそれどころではないし、何か言われたところで自分の脳が奇跡的に何かを思い浮かべるなどといいう事態にはならないことを理解しているので、最上限の理性で余計なことをしそうな衝動を抑えている。

そういえば、ちょっとでも自分で自分を褒めてみたくて、過去ジャンルで書いた作品と今の文字数平均を調べてみたりもした。

・過去ジャンル作
31作 およそ106365字 平均3252字

・現ジャンル作
24作 およそ129588字 平均5399字

私の成長は、およそ2100字らしい。作品数の差を含め多少は粘りが出るようになったのかもしれないが、奇跡的に文字が増えた作品に助けられているだけで作品ひとつひとつの文字数は数年前からそれほど成長していないように見えるので、よくわからない。
そもそも量もさることながら問題は質だろ、と思い直して結局考えるのをやめた。
自分を褒めることにも失敗するこの有り様。


起承転結ってなに
三幕構成ってなに
ミッドポイントってなに
書きたいこととテーマが噛み合ってない気がする
「つながりなんて考えなくていいからまずはざっくり書きたいシーンを書いて、並べます(^▽^) 」
みたいなアドバイスの通りやったら本当につながりのないものばかりが並べられて支離滅裂なんだけどどういうこと
私本当に頭悪いんだなって自覚ばかり繰り返してて最高潮に苦しい


本当に私はまた本を書けるのだろうか。
今脳内にあるものを形にできるんだろうか。
面白いと思ってもらえるものを作れるんだろうか。
何か感想をもらえるんだろうか。

不安しかない。