スペース寿司

とあるオタクの生活記録

懺悔

偶然のような交換日記のような内容。

小林賢太郎氏の引退の報せを受けて、初めてラーメンズの作品に触れた。

youtu.be

記念すべきファーストコンタクトは上記作品です。


友人に長年のラーメンズのファンがいたのもあり、ラーメンズについては
「いつか(気が向いたら)見てみよう」
というリストに入っていた。
そして彼らはOBでもある。色んな土俵も次元も違うのでOBと言っていいのかわからないが実質OBである。
出身の有名人みたいなところで名前を見たのがそもそもの認識のはじまりだった。

(気が向いたら)というところがミソで、こういう注釈がついたとき、よっぽどのことがないとそれに触れない。
本当に腰が重いのである。
何に対しての抵抗かは分からないが、こういうことが多々ある。
どんなに好きな作品にすら時々そういう感情を抱くことがあるので、何かに本能的におびえているんだと思う。
なんと説明していいのかわからないけれど、とりあえず言葉にするなら
新しいものを取り込むときの恐怖心
みたいな言葉が一番近いかもしれない。
オメー何に怯えてんだ?と心の中の悟空が問いかけてくるがわからんもんはわからんのじゃよ。ただ割と怯えに近いと思う。この感じは。
なお、単純に「興味ない」「めんどくさい」にカテゴライズされるものもあるので、腰が重い理由はひとつではない。

最近そういう癖を直そうと、なるべく一回は触れてみる努力をしているのだが、小林氏の引退の報せはその努力の背中をおおいに押した。

面白いなあと思った。もっと見たいと思う。
私は馬鹿なので、洗練された言葉や専門用語で感想を述べられない。
そしてまだ数も見ていない。
だからそれだけで済ませておく。

友人にようやく「ラーメンズみたよ」とだけLINEを送った。
「一度は本公演行きたかった」と悔やんでいた。
チケットが取れないのだと嘆いていたことを思い出した。

「一期一会とかご縁とかってほんと大事なんだなって感じる……」と返した。
でも、この人相手にこんなこと言っていいのかなとか、私のようなのが軽々やすやすとその話題について触れてよかったんだろうかとすごい後悔をした。
なんだか申し訳ないことをした気がする。

友人はおすすめの作品を教えてくれた。また今度見る。


知らないことが多すぎて嫌になってしまう。
あたまがとにかく悪い。
食わず嫌いも多い。
直したい。