スペース寿司

とあるオタクの生活記録

わーいわいわいわっしょいわっしょい

4/6のわたしへ。
おはよう。今日が締め切りですね。
原稿できてる? 頑張ってね。死ぬ気でやれ。
4/4のわたしより。


以下好きな漫画と小説。
好きなものの話すんのたのしーね。


HELLSING(1) (ヤングキングコミックス)

超名作。
吸血鬼!ロンドン!エイメン!ナチ!アクション!血液!爆発!爆発!爆発!爆撃!戦争戦争戦争!!よろしいならば戦争だ。
吸血鬼バトルと思いきや最終的に英VSナチVSバチカンみたいな超展開になります。
ナチ残党が英の街を焼き払います。やばい。
何がすごいって画面の大胆なコマ割と極めて演劇的な台詞回し。突然飛び出すメタネタギャグ。登場人物の吹っ切れぶっ飛び具合。だけど原則ドシリアスアクション。全てにおいて私は大好きです。

まーとにかく台詞が最高。言葉選びがうますぎる。男も女もかっこいいが詰まっている。まとめサイトとかもあるのでよかったらぐぐってほしいくらい。こういう台詞回し、推しにさせてみてーとか思ってる。

この演説シーンは一度はどこかでネタにされてるはず。圧巻。

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原画展の画像(撮影OKです)

原作サイコー主義ではありますがアニメならOVA版がおすすめ。原作に忠実。そして面白い。
テレビ版は原作者がブチ切れた過去があるのでノータッチです。

吸血鬼大丈夫ならいけそう。
思想同士のぶつかりあいにおける戦争とはそれぞれの正義のぶつかりあいであるのだなと後半のバトルではっとさせられる。
あと、「人間」と「化け物」の違いはなんだろうとか、何が人間を人間たらしめるのか、化け物を化け物たらしめるのか、など。
こういうとこの台詞が本当にめちゃくちゃかっこいいんだよな……。

同じ原作者の
 ドリフターズ(1) (ヤングキングコミックス)
も面白いです。歴史版スマブラ


ヘルシングとセットで思い出しがちというかこれも。

トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars 嘆きの星 (角川スニーカー文庫)


小説です。吸血鬼モノです。原作の方が亡くなり未完ですが…
これをなんですぐ思い出すかというと、とにかく描写が鬼レベルに細かい。そしてものすごい知識量で書いている。かなり深い知識がないと書けないです。教会、大聖堂などの建築類、衣装や装飾のたぐい、武器などなどなどとにかくすべてが細かい。
キャラクターの魅力(主人公が普段昼行灯なのに実はすごいやばいやつだぜ!みたいな展開好きなら最上級おすすめ)もさることながら、とにかく描写。
硬質だけど豊かで美しい文体?っていうの?こんな文は一生かけても絶対書けない。
当時から描写がお化けレベルだな…と思ってたので記憶に残ってたんだと思います。イラストも描きこみレベルが鬼。美麗。
そしてこの作品、ゴシックファンタジーに見せかけて実はSFだったりする。

吸血鬼好き?とか思われそうですがあんまりかんけーないです。
好きなものは末永く好きでいるタイプなんだけど、とにかく流行り物に疎いのがよくないので流行り物に挑戦したいこの頃。