本が好きなのだろうか。
度々疑問なのである。
昔は好きだった気がするが、それは単に「本を読む私いいこ!」みたいなクソなセルフイメージプロデュースに振り回された結果な気もする。今思えば。小学生くらいの話。
中学の時はラノベで熱心に読んでたのがいくつか。
あと、作家のエッセイをいくつか。
そんな記憶。
高校過ぎてからは曖昧だ。鬱と摂食障害をこじらせすぎて、読書よりネットの世界にいた。
それはともかく、本である。
私は本当に、読む書くが好きな正しい心を持っているのだろうか?
商品券1000円分が余ったままだったので本でも買うかと本屋に行った。
まーた読むかもわからん本を買うわけである。
せっかくだから冒険しようと思ったけれども読みたい本がない。
リサーチしてた作家の本は気になってるものがなかったので早々諦めた。
あとは、いわゆる私の見かける大作二次創作書きがリスペクトする作家の本を眺めてみた。
たぶん合わない気がしてやめた。
この天の邪鬼みたいなのやめたい。
すげー鼻につく二次創作書きが好き♡リスペクト♡とか言ってた作家の本を眺めてみた。
いきなり長編はハードル高いと判断した。
短編集。帯にあるその煽りが私を突き放す。お前とは世界も知識も違うのだと言わんばかりだ。
結局短編集というか、エッセイのようなものを買ってみた。
始めてこの作家の本を読むことになる。
読めたらの話。
あと一冊はPOPが気になったので表紙買いした。
読むのか読めないのか。
そして私は薄い本を作れるのか作れないのか。
実は今日明日が肝である。
おもしろくなくても作りたい。
どうせ誰も私に期待なんかしてない。
買った本
- 作者:公房, 安部
- メディア: 文庫