スペース寿司

とあるオタクの生活記録

わたしあなたを愛せない

過去作の書き直しをしている。ものを書く感覚を思い出すためである。
超辛い。
なにが辛いって自分のクソみたいな文章がマジで嫌い。

こんなことを言っているが、私は自分の文章が何もかもすべて嫌いなわけではない。
まあまあ頑張れたな(下手だけど)くらいには許容できているものだってある。

ただ気に入らない話となると、そこにあるのは地獄である。

唐突な展開。無理のある伏線。そもそも展開とか伏線とか言えないレベルのお粗末な話の骨組(プロット皆無)。中身があるようでまったくない会話のやりとり。へたくそな数字シーン。

そうこれは負の役満
メンタンピンドラドラメンタルボロボロ。

そして今手をつけているのはそっち側の作品である。
これは私の自カプでの活動において最初で最後のアンソロ寄稿分だった。
アンソロ。そう、アンソロである。最初で最後の。
締め切り一ヵ月前に声をかけられ(他参加者は3ヵ月以上まえに声をかけられていた模様)、頑張ってはみたものの爆死した寄稿分。

誰からも感想をもらえなかった。
とある参加者1名をひたすらTLにおいてエアリプで褒めちぎっていた主催から、3行くらいの義理感想をもらっただけだった。
そしてこれ以降私は一切お声がかからなくなった。
アンソロ常連組の実力派たちは今も楽しく合同企画をやっている。

Twitterを辞めて交流を絶ったからとか、そもそも交流薄かっただとか、そんな理由には逃げない。
圧倒的実力不足。それだけである。
そういうことを思い出してなおさら、辛くなってしまうのかもしれない。

いかんせん文字数だけは自分比的にある作品だったのと、WEB再録の許可だけは得ていたので、もったいない精神ひとつでなんとか手直ししているが、これと向き合っているとありとあらゆる闇の門が開く。
正直泣きたい。
数行読むだけで大やけどだし、今手元にあるデータから以前のものはもう絶対に開きたくもない。保管してるけど。

これがうまく書けていれば、せめて見栄えさえすれば、私はもっと楽しく二次創作してたんだろうか。
それに結局行き着く。

つっっっっっら。

自分でがんばって書いた推しの話なんだから好きになりたいに決まってんだろーが!
でも無理なんだよ!うわーん!!
必死に少しでも自分自身が許せる話にしたくてテコ入れしてる。

おおまかな部分は変わらないが、色々書き足して、修正入れて、オチも変わる可能性が出てきた。
いっそ大幅に書き直してしまおうか。

再録は来年予定である。時間はある。
来年には、私は自作を愛せているのであろうか。